2019年度5月例会連絡書
-この例会は終了いたしました(2019/5/14)-
下記のように5月例会を行いますのでお集まりください。
会長 小澤純
記
日時: | 2019年5月12(日)18時30分 |
場所: | 昭和音楽大学附属武蔵小杉校サロンホール (〒211-0063神奈川県川崎市中原区小杉町2丁目276番1パークシティ武蔵小杉 ザガーデン タワーズイースト2階) https://www.tosei-showa-music.ac.jp/ballet/school/musashikosugi.html |
発表: | 二宮洋「‘18年度演奏研究発表曲の演奏表現における基本の考察その2 ~ロシア・バレエの歴史も概観して~」 《演奏者》長﨑結美、土屋有里、村山千尋、小澤由理 |
会費: | 会員:無料/非会員(一般):2,000円/非会員(学生):1,000円 |
内容要旨
今まで3月演奏研究発表での曲目を事後改めて取り上げて顧みることがありませんでしたが、本発表では4月例会と5月例会と連続して研究題材としたいと考えました。
それは演奏者自身にとっても、それを聴いた会員にとっても、実際の3月での演奏体験を背景にした探求になるとも考えます。
そこでまず、演奏に臨む際の基本的な問題に焦点を当てます。つまり演奏者自身による実際の演奏を交えながら、発想標語、調性、拍子、テンポ、強弱、リズム、フレーズなどの基本的な要素の観点から私見を述べつつ、例会会場の場で想定される問題をも含め、参加者全員で考えていくということです。
そしてそれらを多少なりとも掘り下げることは、背景としてあるロシア・バレエの独自な発展などの特徴という、ロシア近代の一端を概観するということにつながります。
音楽は一期一会の生き物ですので、異なる環境で新たな視点で弾き手と聴き手が共に体験することは、必ず考えさせられる問題が発見できると思います。