演奏表現学会主催 第8回 演奏研究発表
●概要
日時 | 2021年3月28日(日) 9:00-17:30 演奏動画の閲覧 17:30-18:00 総会 18:00-19:00 シンポジウム(Zoomによるオンライン) |
視聴・シンポジウム | ネット上での動画配信、及びリモート討議 |
対象 | 学会員限定 |
参加費 | 無料 |
運営 | 演奏表現学会理事会・同事務局 Tel : 090-2370-9661 |
●プログラム
1 ラフマニノフ | :楽興の時 作品16 第1,3,4曲 |
2 バルトーク | :ピアノ・ソナタ 第1,3楽章 クルターグ : 《ピアノのための遊び》第7,9巻 より |
3 スクリャービン | :24の前奏曲 作品11 第1曲, 2つの詩曲 作品32 第1曲, ピアノ・ソナタ 第9番 作品68 ※都合により本曲目は演奏収録致しません。 |
4 ストラヴィンスキー | :バレエ《プルチネッラ》 ※都合により本曲目は演奏収録致しません。 |
5 ショスタコーヴィチ | :プレリュードとフーガ 作品87-24 ※都合により本曲目は演奏収録致しません。 |
演奏表現学会趣意書より
本学会の目標は、ピアノを中心とした演奏表現の共同研究である。
その出発点は、まず演奏、作曲理論、音楽学等の各部門による研究と討論にある。すなわち各部門の視点から問題を提起し、その検討を通じて音楽をより総合的に考察するのである。このような総合的理解にもとづく演奏表現の探究は、我が国音楽界において追求されるべき緊急の課題と考えられる。
演奏表現そのものは個々の問題である。しかし、その根本となる楽曲理解においては、作曲家とその作品の歴史的・民族的背景の認識、調性音楽の基本にある機能和声の理解、旋律やリズムの分析等々、除外しては考えられない問題が多い。
我が国の音楽界は、今日表面的には高度化し、国際化したように見える。また音楽作品の研究、分析、解釈といった専門的追求も、著しい発展を示している。しかし、各部門の研究者が共同で音楽を総合的に研究討論する場は、極めて少ない。こうしたことへの問題意識を共有する者が集い共同して研究することを、この学会は目指すのである。
1998年4月 演奏表現学会発起人一同