2022年度6月例会連絡書

下記のように6月例会を行いますのでお集まりください。
会長 小澤純

日時: 2022年6月26日(日)18:30-21:00  終了致しました。
場所: オンライン(ZOOM)
発表: 関根敏子
「17/18世紀フランスにおけるクラヴサン音楽」
会費: 会員:無料(事前申込要)

内容要旨

6月の例会では、一般の音楽史には書かれていないような、17/18世紀フランスの社会や政治、国王との関係を概観しながら、以下のようなフランス・クラヴサン音楽の変化を検証していきます。
(1)フランスで最初に出版されたクラヴサン曲集は1670年。
(2)フランソワ・クープランとラモーのクラヴサン曲が、同時代や前後の音楽に大きな衝撃を与えたこと。
(3)ヘンデルやスカルラッティ、さらにはイタリア音楽との関係、
(4)クラヴサンという楽器の大型化と演奏テクニックの発展。
これらの知見が、ピアノ演奏にすぐ役にたつというわけではありませんが、興味深いのは、18世紀後半からのフォルテピアノの発展に共通する要素が数多く見られることです。